DTM / Recording

中の人がすすめる初心者向けモニタースピーカー

 

DTMで音楽を作る上で重要な機材の内の1つがモニタースピーカー。

今回はモニタースピーカーのメリットや特徴、オススメモデルをご紹介!

 

モニタースピーカーってなに?普通のスピーカーとなにが違う?

モニタースピーカーとは音楽制作用に設計されたスピーカーです。

多くはオーディオインターフェースやミキサー、グルーブマシンなどに接続し、自分で制作している曲の音をモニターします。

 

モニタースピーカーで自分の作る音が変わりますので、本当に重要です。
「好きなトラックメイカーと同じ音が出したければ同じスピーカーを使え」
と言うほど。

普通のスピーカー(オーディオ用)との違いは音に色付けが無く、フラットと言うこと、曲をかっこよくしたり、綺麗に再生したりはしません。

 また、様々な機器からの入力に対応していたり、微妙な音場(再生する環境による音の変化や状態)調整ができたりします。

スタジオ用のモニターは「ニアフィールドモニター」とも言い、
スピーカーからの距離が数メートルにスイートスポットのある比較的近い場所でモニターできるように設計されています。

また、同じシリーズでサイズの違うラインナップがあり、自分の制作環境に合わせて選びます。

基本的にサイズが大きくなるにつれて低音がしっかり出るようになり、より広いレンジで姿勢が可能です。ただ、出力も大きくなってしまう為、使用できる環境は少なくなります。

 

「でも音量を絞ればいいんじゃないの?」

と思うかもしれませんが、スピーカーはある程度音量を出すことによって性能が発揮されます。

あまりにもボリュームを絞った状態だといいスピーカーを買っても少し勿体無い使い方になります。

できればボリュームノブの12ぐらいの位置の音量は出したい所。

 

一般的に、日本の環境だと3inchサイズか5inchサイズが一般的。

音量とサイズ感は楽器店などで確認してみてください。

 

初心者向けオススメスピーカー

 

モニタースピーカーは他の機材と同様にピンキリです。

1万円以下のものから数十万の物までたくさんあります。

個人的に本当にオススメしたいのは5万円以上(単品)の5inchクラス
からなのですが流石に初心者の方にそこまで無理を申しません。

 

と言うことで今回はペア4万円以下で3inchクラスの製品をご紹介します。
初めてのDTMや、家の再生環境を少しでいいから良くしたいと言う方は
ぜひ参考にしてください。

 

TASCAM / VL-S3

安心できる日本の老舗オーディオブランドTASCAM(TEAC)

私が信頼している製品の中では最安です、めちゃめちゃ安い!
普通であればDTM用としてはオススメしない価格帯ですが、
多くのオーディオインターフェースや音響機器、オーディオ機器を扱ってきた
同社だからこそ、ここまでの低価格でも実用的な製品を実現できています。

また、Bluetooth対応もでる「VL-S3BT」も販売されています。

 

Fostex / PM0.3H

こちらも安心の日本の老舗オーディオブランドFostex

オーディオ用やモニタースピーカーメーカー等、数え切れないほどの様々な
スピーカーを長く制作し続けてきた信頼性があります。

まさに初めてのスピーカーにぴったりで、コンパクトでシンプルなデザインですので、
音楽制作だけで無く、リスニング用としても人気があります。
サイズの割には整った音質で再生してくれます。しかし、レンジはあまり広く取られてはいないので、予算が出せればもう1クラス上の製品に上げることをオススメします。

 

JBL / One series 104

多くの設備音響や、PAシステムからオーディオスピーカーまで手がける
世界最大手の音響機器メーカーJBL

今回紹介する製品の中では最も新しいモデルです、
実はこの製品4.5inchで少し大きいのですが同じユーザーに進められますので。
ご紹介します。

なかなか新しい形状と、小型クラスでありながら広いレンジでの再生ができる点からDTMユーザーだけでない方からも注目の製品となっています。

 

iK Multimedia / iLoud Micro Monitor

多くの音楽制作機器やソフトウェアを制作するIK multimedia

どちらかと言うと、リーズナブルな製品をメインに扱っていると言う印象ですが、この製品は価格だけでないものを感じます。

通常、3inchサイズだとウーファーコーンが小さすぎて低音が物足りないことが
多くありますが、本製品はしっかりと広いレンジで再生されます。

また音質はもちろん可搬性にも評定があり、ミュージシャンやエンジニアの方の
持ち運び用スピーカーとしても定番になりつつあります。

また、Bluetoothにも対応しており、音声解析ソフトもふぞくしています。
このサイズの製品としてはしっかりと実用性と聞き応えがあります。

 

 


もし、もっとサイズや予算のある方は、5inchサイズも検討してみてください!

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